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KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.

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四代目社長への伝言 vol.72
「令和2年 年頭挨拶は『21Lessons』著者:ユヴァル・ノア・ハラリについてだよ」

2020.1.28

やあ、四代目風邪はひいてないかい?私はひいてないよ。

でも新年会が続いて体重の増加が・・・もっとトレーニングをしっかりしないといけないよね。

 

今回の伝言は、毎年恒例、新年のあいさつを兼ねた、昨年読んで面白かった本の紹介だよ。

 

それは「21Lessons」という本だよ。

 

この本の著者は2017年に紹介したサピエンス全史2019年に紹介したホモデウスと同じ、ユヴァル・ノア・ハラリというイスラエルの歴史学者だ。

 

ではちょっと聞いてね!

 

サピエンス全史は、人類は宗教やお金のような虚構(フィクション)を信じることができたから、集団行動によって地球を支配するようになったという内容でした。

 

ホモデウスでは、将来人類は神の領域にまで科学技術を発展させ、遺伝子操作により、人の知能をはるかに超えたデザイナーベビーで自分達の子孫を作るようになるだろうという内容でした。

 

今回の「21Lessons」は、今世紀中に起こるであろう21個の変化について書かれています。

その中で特に興味深かかったのは、雇用について書かれた章です。次のように書かれていました。

 

—19世紀から機械化や自動化が大量失業をもたらすと言われてきたが、今のところは現実にはなっていない。産業革命が始まって、機械に1つ仕事が奪われるたびに新しい仕事が少なくとも1つ誕生し平均的な生活水準は劇的に上昇してきた。それにも関わらず今回は違い、本当に根本から覆すだろうと考えられる。

 

人間には2種類の能力がある。身体的な能力と認知的な能力だ。これまで機械は、あくまでも身体的な能力の面で人間と競い合い、勝ってきた。その代わり人間は機械に対し認知的な能力の面では圧倒的な優位を維持していた。

 

だから農業や工業の肉体労働が自動化される中で、人間だけが持っている認知的技能、すなわち学習や分析、意思の疎通、そして何より人間の情動の理解を必要とする新しいサービス業が出現し、人々はその分野で新たな職業を得た。

 

ところが今や人工知能が人間の情動の理解を含め、こうした技能でも人間を凌駕し初めている。AI革命とはコンピューターが早く賢くなるだけの現象ではない。

生命科学と社会科学の飛躍的発展により、人間の情動や欲望や選択を支える生化学的なメカニズムの理解が深まり、AIは人間の行動を分析したり、人間の意思決定を予測できるようになった。

 

食物から配偶者にいたるまで、私たちの選択はすべて、謎めいた自由意志ではなく、一瞬のうちに確率を計算する何十億のニューロンによってなされることが判明した。自慢の人間の直感も実際にはパターン認識に過ぎなかったのだ。

 

これらの技術によって、AIは、車の運転者はもとより、銀行家や弁護士にもとって変わっていく。

 

過去に自動化の波が押し寄せたとき、人々は大抵、別のやはり単純な仕事に移ることができた。1920年に農業の機械化で失業した農場労働者は、トラクター製造工場で新しい仕事を見つけられた。そのような転職が可能だったのは農場から工場へ、工場からスーパーマーケットへと言う限られた訓練しか必要なかったからだ。

 

だが2050年にはロボットに仕事を奪われたスーパーのレジ係は、遺伝子の研究者やドローン操縦士や、人間とAIの銀行業務チームのメンバーとしてまた、働き始める事はほぼ不可能だろう。なぜなら彼らには必要とされる技能がないからだ。

 

したがって新しい仕事を喪失し、人間を再訓練してその仕事につかせるのは、1度限りの取り組みでは済まされない。AI革命はそれが過ぎれば雇用市場があっさりと新たな均衡状態に落ち着くような、転換期にあたる単一の出来事ではない。むしろ、次第に大きな混乱が起こる連鎖反応のようなものになるだろう。

 

すでに今日でも一生に渡って同じ職で働くと思っている勤め人はほとんどいない。2050年には終身雇用と言う考え方ばかりではなく一生の仕事と言う考え方さえ時代遅れに思えるかもしれない。—

 

というような、強烈な内容が書かれていました。勝ち組はさらに勝ち組に、負け組は二度と復活できなくなる厳しい未来予想です。そのため、政治的な介入が入り、AIの進化を遅らせる可能性もあるのとも書かれていました。

 

そのうち、今私が話をしているこのような新年の挨拶原稿は、AIが代わりに書いてくれるようになるかもしれません。そうなったら、黒崎産業の社長はAIと交代させられてしまいそうです。

 

21Lessons」は、この章以外の教育に関することや、フェイクニュースについて書かれた章もとても面白いものでしたので、是非一度読んでみてください。

 

経営は変化対応業であると言われますが、2020年もその変化はさらに加速していきそうです。

 

AIや自動化技術が進むと、独立したサービスや商品だけでは大きな差別化をするのが難しいだろうと想像できます。

ですが、AIは徹底した前例の踏襲で、新しいサービスの開発は苦手です。

 

我々は今年もトライ&エラーを繰り返し、お客様の創造を超える満足を提供できる新たなサービスを産み出していきましょう!

 

 

 

というような新年挨拶をしたよ。今年もよろしくね!

 

 

四代目は今年どんな新しいことに挑戦する?

 

三代目社長より