オッス四代目！元気にしてた？朝晩はすっかり寒くてもうすぐ冬の足音が聞こえてきそうだね。夜もすっかり長くなってきた。

そんな秋の夜長、私はある人がFacebookでオススメしてたNetflixの韓流ドラマを見たらハマったドラマがあるから、四代目にだけコッソリ教えるね。

それは『椿の花咲くころ』だ。

出てくる料理もすごく美味しそうでカンジャンケジャンを食べに行っちゃったよ。

是非見て四代目の感想を聞かせてね！

ところで今回の伝言は、「お金について」だ。今回も社員さんから三代目はお金について　どう考えていますか？という質問をもらったよ。

四代目はお金についてどんな風に感じているかな？

私が小学生だった頃、物質的なモノとしての紙幣や硬貨は、不特定多数の人が触ることもあり、“汚いもの”というふうになんとなく教わった気がするし、正面切ってお金についての話をする事もハシタナイものだという感覚を持ちなさいと教わったような気がする。

“気がする“というのは、特定の誰かから明確に教わった記憶はなく、なんとなくそんな風に感じなさいよという雰囲気的なものが当時小学生の私に働いていたのだろうか？４０年たった今では検証のしようもないことだけど。

生まれてから47年経ち経営者になった現在の私が思うのは、お金は汚いものでも綺麗なものでもなく、幸せな人生を生きていく為の一手段だということ。そしてとても大切なものだから、小学生のように小さいころからもっと正面切ってお金について深く勉強したり、他人ともタブー視せず議論してお金に関する知識や感覚を磨いていくことってすごく大事だよねっていう事だ。

プロスポーツ界やプロ将棋界では今、現役高校生の活躍が世間を賑やかせているけど、それはその人がものすごく小さい頃からそれらに打ち込んできたからこそ、大人のプロに負けない活躍をしているのだろう。同じように大人になってお金で困らないようにする為には、お金について小さい頃から取り組んでいった方がいい。

私は子供にモノやサービスの値段、お金を稼ぐことの大変さ、お金に対する考え方を話すようにしているよ。

ただ、お金はすごく大事だけど、お金はあくまでも幸せな人生を歩む為の一手段であって、沢山所有することが目的ではないと私は思う。お金がいっぱいあっても幸せでない人もいるし、少なくても幸せな人もいる。上をみても下をみてもキリがない。

確かに少ないよりも多くある方が幸せである確率は上がるだろうけど、年収が800万を超えると幸福度合いがほとんど変化しないというアメリカでの調査結果があると橘玲さんの「幸福の資本論」に書かれていた。この本もすごく面白いから是非読んでみてね！

お金について大事なことは、ピンチが来ても困らない状況にしておくことが大切なだと思う。ピンチが来てからではもう遅すぎる。大きな保険に入りなさいと言っているのではないよ。もし病気になった時にはいくらかかるのかとか、高額医療費制度とかは知っておいた方がいい。そしてそもそも病気にかからないように健康的な食事や適度な運動の為にお金を使う方が結局安上がりになるだろう。保険会社が一等地に立派なビルを沢山もっているという事を考えれば、保険は保険会社が絶対に損をしない制度設計がしてあって、それらのビルはあなたの保険料で出来ているということだ。保険会社にビルを建ててあげるより、自分の銀行口座や投資資金に積み立てておいた方がいいよ。

そしてこれはお金持ちについて良く言われていることだけど、お金持ちは使う金額の多少ではなく、どうしたら使ってもお金が減らないのか？という観点で買い物をしていると感じるよ。

例えば、家や車や時計のようなものを買う場合、普通の人はなるべく安くて質の良いものを買おうとすると思うのが一般的だと思うんだけど、お金持ちの人は、使った後で売却しても、買った時よりも価値が下がらない、もしくは逆に価値が上がるようなものでめっちゃ高額で買おうとする傾向がある。もしくは税金がしっかり免除されるものを選ぶ。トランプ大統領の所得税金額なんかが良い例だね。そんなことをお金持ちはしっかり勉強していて、良く知っていると感じるよ。

だから四代目も今からお金についていっぱい勉強して知識や感覚を身に付けてね。そして私にも教えてちょうだいね！

四代目はお金についてどう考えている？

三代目社長より