建装資材販売、施工、化成品、アスファルト舗装、デイサービスなど多角的に事業を展開する黒崎産業株式会社
KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.
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2020.1.20
やあ、四代目 明けましておめでとう!今年もよろしくね!
アイアンマンバルセロナのブログはレース並みに長い期間かけてのブログになっちゃったね。今回は自転車は手元に届いた!からの続きだよ。
やっと再会できた自転車と一緒に高速バスに乗り込み、10時過ぎにはカレーリャへ戻った。
早速ホテルの部屋で、輪行バッグを開梱して、自転車の状態をチェック。
飛行機で自転車を運ぶと、荷扱いによっては色々な所をぶつけられたり、ディレイラー(後ろの変速機)が曲がっていたりしていることもしばしばあるんだけど、今回は全くノーダメージですんなり組み上げることができた。
良かった。
そして、12時から行われる英語でのブリーフィング会場に向かう。 立派なテントだね。
そこでは大阪から参加していたIさん達と一緒に話を聞いた。またそこでもいろいろな情報交換をして仲良くなったよ。
ブリーフィングの後は組み上げた自転車で本番と同じコースを20kmほど試走。海沿いを走る気持ちいいコースでテンションが上がる。自転車は全く異常なし!
続いて、ウエットスーツを着てカレーリャの海岸を500mくらい試泳。少しうねりがあったけど、水がすごく綺麗。水温は21℃くらい。ちょっと冷たいけど、ウエットスーツを着ているとちょうどいい感じ。
そうしているうちに、トランジッションに自転車を預ける時間になる。アイアンマンバルセロナはレース参加者が約3,000人いる。
だから一斉に自転車を預けると、会場が大混雑するので、レースナンバー毎に預ける時間が決められていたよ。
トランジッションエリアとホテルは思ったより距離があって、自転車で10分位の距離だった。自転車を置くトランジッションはスイムのスタート&ゴール地点だ。
ちなみに最後のランのゴールはホテルから歩いて5分くらいだから、フィニッシュしてホテルの部屋に戻る時は楽ちんだ。
トランジッションエリアからの帰り道、海岸沿いから1本奥側の通りはとても感じの良い商店街になっていて、色んなお店がたくさん並んでいたよ。
レストラン、バル、生ハム屋さん、雑貨屋さん、洋服屋さん、おもちゃなどいっぱいお店が並んでいる。めっちゃいい感じ!ここでもスペインを満喫できそうだ。
そんなお店の一つに理髪店があった。そこの店員のお兄ちゃんは、みんなTATOOをして鼻ピーをしている感じのお店だったんだけど、髪が伸びてるのが気になっていた私は飛び込みでカットしてもらったよ。シャンプーもして12ユーロ。スッキリしたよ!
レース前日の夜は、ホテルの内で食事をして、すぐに寝た。日中いろいろやったからぐっすり眠れたよ。
そしていよいよレースの当日。
レースは7時スタートだから、4時半に起床した。
ホテルの部屋にはポットがなかったから、コーヒーメーカーでお湯を沸かし、日本から持ってきたフリーズドライのおかゆとインスタント味噌汁で腹ごしらえ。
ちょっとぬるかったけどね。
出発前に再度、ウエットスーツ、スイムゴーグル、バイクシューズなど忘れ物がないようにリュックサックに荷物を積めて、ホテルの部屋を出た。
スタート地点のトランジッションエリアに着いて、忘れ物をしたことに気がついた。股間に塗る為のヴァセリンを部屋に置いてきた。これを塗らないと180km自転車をこいで、42.195Kmを走ったら、お股が擦れてヒリヒリになってしまう。
そうだ、誰かからヴァセリンを借りよう!(返せないけどw)
トランジッシエリア内で日本人を見つけて、日本語で事情を話したら、はいどうぞとKさんが貸してくださった。
ありがたやありがたや!
Kさんとはレース中にも何度もすれ違って、お互いを励まし合って友人になったよ。
本当にありがとうございました!
そしていよいよスイムのスタート時間が迫ってきた。
スイムのスタートはローリングスタート。一斉に3000人がスタートするのではなく、自己申告でスイムの予想タイムの早い人から順次スタートしていく。
ローリングスタートはレース中の地獄のようなバトル(過剰な身体接触)が解消されるから、本当に助かる。
そしてまずプロカテゴリーからスタート。イルカのように泳ぎ始める。同じ人間なのに別の種類みたい。鍛え上げられていて凄くカッコいい!
そして、段々と私のスタートの時が近づいてくる。
これから長い長いレースが始まる。焦らずにと自分に言い聞かせる。
そうしてスイムをスタート。
スイムは3.8kmを1回周するコース。
海水の透明度が高く海底に泳ぐ小魚やイカが時折見える。
水温23度は長袖のウエットスーツを着たら涼しくて丁度良い。
息継ぎする度にウエットスーツと首が擦れないように、キネティックテープを前もって首に貼っていたんだけど、途中で剥がれてちょっと首の後ろが擦れてしまった。それ以外はバトルもほぼなくて気持ちよくスイムアップ。
タイムは前回とほぼ同じ。
トランジッションでウエットスーツを脱いで、バイクの用意をする。カッコ悪いけど、股間が痛くならないように、トライスーツの上にバイクパンツを履く。
バイクは90kmを2回周する180kmの超高速コース。
道路の舗装もすごく綺麗で気持ち良く漕げる。気のせいかタイヤの転がりもスムーズに感じる。全体的に平坦基調。登りは最大で約100mしかない。そこさえ高速道路になっていて勾配が緩いので、バイクが得意な人は思い切って飛ばせる。
前回のバッセルトンよりも20分ほど早くバイクをアップできた。
そしていよいよ最後のラン。
海岸沿いの公園を含む約14kmを3回周する42.2kmのコース。
あえて難点をつけるとすれば、未舗装や道幅が極端に狭い場所があり、生粋のランナーにとっては・・・。
でも公園内ではめっちゃ元気な声援を受けられたよ。
明るいころはまだ元気がある感じだね
そして、今回もなんとかエイドステーション以外では歩かないでフィニッシュラインを超えることができたよ!
今回のレースではバイクパートを疲弊せずやれたので、最後まで気持ちよくレースをすることができた。プライベートベスト10分更新したよ。
レースのスタートまでは、アクシデントがあったけど、レース中はアクシデントなし!
やっぱり苦しかったけど、アイアンマンを完走するって爽快な気分だ!
プロってカッコイイ
これまで色々なことが起こった今回のアイアンマンバルセロナ。
でもこの後も、アクシデントが続いたんだ。
バルセロナのレストラン「alkimia」
カレーリァからバルセロナへのハイヤーが90分遅刻。
バルセロナ国際空港までのハイヤーも30分遅刻。
バルセロナからチューリッヒへの離陸が30分の遅れ。
チューリッヒからデュッセルドルフの到着が50分遅れ。
その為デュッセルドルフから成田便に間に合わず、台風19号の影響もあり予定外にデュッセルドルフに2泊する羽目になった。
でも、捨てる神あれば拾う神ありで、日本人エリートビジネスマンのSさんと航空会社との交渉やら、ホテルとの交渉やらを一緒にしているうちに(私は後ろで聞いてただけだけどw)、めっちゃ仲良しになって、ドイツビールを飲みにいったり、有名な現代美術館のK20でピカソを一緒に見に行ったりした。
これもすごく楽しかった。
そして結局は、デュッセルドルフ→ヒースロー空港→北京空港→羽田空港、ここでも予定外の1泊して、ようやく小松空港に戻って帰宅できたよ。
という訳で、旅行行程もブログの更新も想定外に長くなってしまったけど、それに代えられない素敵な出会いが沢山あったバルセロナのアイアンマンレースのツアーだったよ。
これだからやめられないね!
だから、四代目も海外のアイアンマンレース一緒にどう?
三代目社長より