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KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.

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四代目社長への伝言 vol.69
「アイアンマンバルセロナ2019 その2

2019.11.27

やあ、四代目! 早速アイアンマンバルセロナ2019 その1の続きだよ。

レース前日のゴールエリア。

そしていよいよ201910月 レース4日前になった。         まずは自宅からバルセロナへの移動だ。そこでまず最初のトラブル発生。

 

小松空港から成田空港への飛行機はボンバルディアの小型機なので、貨物として自転車を運べるかどうかは当日の荷物次第で断定できませんと言われる。

 

そう、トライアスロンに出場する為には、自転車を輪行袋にいれて運ばなければならないんだ。もうこの路線で5回以上輪行しているけど、毎回ちゃんと載せてもらえるかいつもドキドキ。                 羽田空港経由の大きい飛行機なら100%大丈夫なのに。

                     これが輪行バッグ9004501320(mm)結構大きい。

 

今回もありがたいことに、小松空港では自転車と一緒に飛行機にチェックインできたよ。

 

でも地上係員さんから「小松空港から上海空港まではANAなので荷物はそのままで良いですが、上海からバルセロナまでは一旦荷物を受け取って、再度エアチャイナでチェックイン手続きを行ってくださいませ。」

 

なんか嫌な予感が・・・。

 

そうして上海空港に到着した。

小松空港で言われた通りにエアチャイナのカウンターにいくと、バルセロナまでの搭乗券を発行してくれた。その時に、荷物は一旦受け取って再度チェックインしないとダメだと日本で言われたことを伝えると、

「その必要はありません、このままで大丈夫です。ただし、お客様の輪行バックを詳しく検査する必要があり、バックのカギを開けますので、カギの番号をお知らせください。」と言われたので、ダイヤルロックの番号を地上係員に教えた後、エアチャイナの客席に乗り込んだ。

 

いやーこれで自転車も飛行機に載せてくれる!一安心だ。

 

上海空港からバルセロナ空港までの所要時間は13時間25分。      ぐっすり眠る為にお酒をしこたま飲んでがっつり機内で睡眠し、現地時間の朝800にバルセロナ空港に到着した。入国検査を受け、預けておいたスーツケースと自転車の入った輪行袋を受け取るべく、バゲージクレームに行った。

                           13:25は長い!ん?何かの時間と同じだ!!

 

空港が大きいせいもあるのか、私のスーツケースがターンテーブルから出てきたのが830

次に自転車はどこから出てくるのかな?と思い、掲示板を見ると、ベビーカーなど大型の荷物は受取場の一番奥のスペースから出てくると掲示されていた。

スーツケースを持って、一番奥スペースまで移動し、自転車はまだかまだかと待つこと更に30分。まだ出てこない。

 

なにか様子がおかしい。                       ここで一度、空港に迎えに来ているはずの現地運転手さんに連絡をすると、「大丈夫、他のお客さん達と一緒に出口の外で待っていますよ。自転車は一番奥のところから出てくるからね。」と教えてくれた。

 

うん、私はそこで待っているんだけど・・・。

 

更に待つこと30分。                         さすがにこれはおかしいということで、カウンターに行って、預け荷物引き換え券を見せ、調べてもらうと

「ミスタークロサキ、あなたの自転車はまだ上海空港にあるそうだ、ここにエアチャイナの連絡先があるから、自分でメールで問い合わせしなさい。そして念の為、あなたが泊まっているホテルの住所と携帯電話番号をここに書きなさい。」

 

「はっ?はぁっ???」

 

どういうこと?明後日レースだから、明日中に自転車をトランジッション(海から上がって自転車に乗り換えをするスペース)に預けておかないとレースに出られないんですけど・・・。

 

これまで何度も海外旅行してるけど、ロストバゲージは初めて。     それもよりによってレースの直前とは。とほほ。

                      これがロストバゲージ証明書もう二度ともらいたくない。

 

そこからは、旅行エージェント、旅行会社の友人、海外赴任経験のある実弟に連絡をして、相談してアドバイスをいろいろもらった。

そのままバゲージクレームにいても、どうにもならないので、到着ロビーで待っている運転手さんの元へトボトボとスーツケースだけもって移動した。

 

そこには、今回のアイアンマンバルセロナに出場するドイツ人やイギリス人達が6人待っていた。ロストバゲージで私の自転車がまだ上海にあってという話をすると、1時間以上待たせたにも関わらず、イギリス人の男性が、「そうか大変だったな、実は俺も以前同じ目に遭ったんだよ」と同情してくれた。

 

そうして、送迎バンに8人で乗り込んで、空港から70km離れた会場のあるカレーリャへ。

みんなは楽しそうだけど、私はどうやったらレースに出られるのかをずっと考えていた。

 

そもそも上海からバルセロナへの便は明日もあるのか?         現地に自転車のレンタルはあるのかな?とか。

そういえば、輪行袋にはウエットスーツとスイムゴーグルも入っているから、自転車だけあっても泳げないやとか・・・。

 

1時間強バンに乗って、カレーリャに到着した。            カレーリャのビーチにつけば、そこはもうアイアンマンレース前の独特のお祭りのような雰囲気。

 

何はともあれまず会場で出場申し込みをして、トランジッションバック(当日はこれに着替えやシューズを入れて会場まで運ぶ)をもらった。アイアンマンのエキスポでは記念のTシャツと帽子を買った。

 

だって完走Tシャツがもらえないかもしれないんだから(涙)。

                         エキスポの様子 グッズがいっぱい売っています。

 

少しカレーリャの街を散策し、スーパーマーケットやレストランの場所を確認した。カレーリャはバルセロナの人たちが週末の別荘地としてよく使われているそうだ。昼はケバブを食べた。うん、美味しい!

                              カレーリャはめっちゃいい雰囲気の街。

 

そんなことより、私の自転車はどこに?そしてレースには出場できるのか?

 

今回はここまで、そしてまたすぐに次回へ続く!

 

 

 

四代目はロストバゲージにあったことある?

 

三代目社長より