やあ、四代目！毎月更新なのに、間隔があいてごめんね。　　　　　　　　今回は連続掲載で取り返すからね！

今回は令和元年10月、スペインのカレーリャで開催されたアイアンバルセロナ2019に出場してきたよっていうのが四代目への伝言だ。

アイアンマンというロングディスタンスのトライアスロン（海を3.8ｋｍ泳いで、自転車を180ｋｍこいで、最後にフルマラソン42.195ｋｍを走る）は完走するのも大変だけど、海外で開催されるレースは出場するだけでもある意味大冒険なんだ。

でも今思い返しても顔がニヤけるくらいに私はめっちゃ楽しかった。

思いもよらないトラブルがいくつも起こって、それを自分なりに乗り越えたという満足感や自己肯定感を覚えたからなんだよ。

私は海外旅行でのトラブルは起こって当たり前という感覚を持っていて、　それを自分で解決し、目的を達成する過程が面白くてワクワクする。　　　　

それに旅の間は自分から行動しないと、何も起こらない。　　　　　　　　とにかく積極性が大切で、何事も自分から行動を起こすことの大切さを改めて思い知る。

加えて、日本と海外の人の習慣や考え方の違いを実体験できる。　　　　　今回は航空会社の対応でもそれを感じたたよ。

このことを四代目に伝えたいんだ。

私はこれまで、自分の体力の最大値を拡げる為にアイアンマンレースの完走を目標として日頃のトレーニングを行ってきた。

トレーニングと言っても、四代目が想像するような過酷なものではなく、週に２，３回程度の運動だ。その甲斐があって、今回も含め3回完走することができた。

そのトレーニングを通じて感じたことの一つが、トレーニングを1ヶ月もさぼったりすると、極端にその能力が低下してしまうという事実だ。

まるで、骨折した腕を一ヶ月ギプスで固定すると筋肉が落ちて細くなったり、関節の可動域が狭くなってしまうのと同じように、泳いだり、自転車をこいだり、走るという能力も見事に低下する。

だから、これからの人生において体力を維持する為に、２年に１度くらいは、アイアンマンに出場しようと思ったんだ。

私は超面倒くさがりだから、レースの出場申し込みをしないとトレーニングに励めない。

私がこれまで出場したアイアンマンレースは2度とも西オーストラリアのバッセルトン。とても良い場所だ。

でも、他の場所でも出てみたいなという思いから、今回はスペインのバルセロナ近郊カレーリャで行われるアイアンマンバルセロナにエントリーしたんだよ。

スペイン料理は大好きだし、バルセロナには美味しくて行ってみたいレストランも沢山あるから！

私が出場を計画したのは2018年の12月。開催の10ヶ月前のこの時点で、アイアンマンの公式Webサイトからでは、もうエントリーが定員になってしまっていた。人気がとてもある大会なので、すぐ枠が埋まる。

でも辛うじて空いていた、宿泊とセットになったチケットを旅行エージェントを通して申し込んだよ。

そして、小松空港からバルセロナ空港までの航空券はWebから自分で手配することにした。あいにく、日本からの直行便には空席がなかったので、

往路は

小松空港（ANA） 成田空港（ANA） 上海空港（エアチャイナ）バルセロナ空港

復路は

バルセロナ空港（エアスイス）　チューリッヒ空港（エアスイス）　デュッセルドルフ空港（ANA）　成田空港 （ANA）小松空港

という経由地がとても多い空路になってしまった。

実はこの経由地の多さが、後に今回の旅に大きな影響を与えることになるのだけど。

レース開催まで10ヶ月ある。私はトレーニングピークス

https://www.trainingpeaks.com/

というアプリケーションを使って、トレーニング計画を立てた。私のアイアンマンの自己ベストは13:35だから、それより早くゴールすること。できれば13:00を切りたい。私はバイクが一番弱いから、今回はバイクの強化を中心に考えたよ。でもその練習計画の６割くらいしか実行できなかった。言うは易く行うは難しだね。

今回はここまで、すぐに次回に続くよ！

四代目は何料理が好き？

三代目社長より