おっす、四代目元気にしてる？

今年はまだ梅雨が来ていないのに、夏のような気候になっているね。

本番の夏がきたらどうなっちゃうのか・・・でもカラッとしているからすごしやすいよね。

そうそう、私は5/26に行われたグランフォンド富山2019という大会に私が所属しているトライアスロンチームのメンバー８人と一緒に参加してきたよ。

グランフォンドとは、時間を競って走るレースではなく、長い距離をみんなで完走しましょうというイベントだ。

その中でグランフォンド富山は、富山県で行われ、走行距離180km獲得標高が1900mもあって、休憩時間を抜いても7〜8時間は自転車を漕ぐことになる結構ヘビーな大会なんだ。

私は4年連続４回目の出場だけど、今回は最高気温が31℃以上もあってこれまでで一番暑かった。例年この時期は少し肌寒いくらいなんだけど。

トライアスロン、マラソン、ロングライドなどエンデュランス系競技は気温が高くなると、疲労感が強くなってぐっと難易度があがる。

だから今回の大会はめっちゃきつかった。脚が攣りそうになったり、呼吸が乱れたりして、何度も何度もリタイヤすることが頭をよぎったよ。（うーんメンタル弱っちいね・・・）

それでも、チームメンバーの声掛けや沿道からの応援があると、次のエイドステーションまでは行こう、この坂だけは上り切ろう、あと10分だけ脚を動かそうという感じで、もうすぐにでも止めたい自分を自分で騙しながらヘロヘロになってもがき続ける。

それを何度も何度も繰り返し、やっとやっとで、あとゴールまで2キロというところまでなんとかたどり着いた。

すると、なんとそこには私よりもタフでイケてるチームのメンバー達が、全員でゴールする為に遅い私が到着するまで待っていてくれたんだ！

そして最後は一緒にゴールインしたよ。

私は心の底から嬉しかった！！

チームが持っている力って本当に凄いね。私が今回も完走できたのは、チームの仲間がそこにいてくれたからだ。

トライアスロンでも、マラソンでも、ロングライドでも、やっている最中は、毎回苦しくて、途中で投げ出したくなってしまう。そんな時自分は本当に弱っちい人間だと感じる。

その自分の弱さを少しでも克服したくて、苦しみながらゴールへと一歩一歩脚を進める。

でも極限まで苦しくなると、（自分の為だけにやっていたら）もうこんなに頑張ったんだからと自分を納得させて諦めてしまう。

だけど、チームのみんながいるとそうはならない。みんなと一緒に喜びたいという感情の方が勝って自分の弱さを抑えつけるんだ。

そしてゴールして、自分の弱さを少しだけ克服できたぞ！と感じて嬉しくなる、それをチームのみんなと喜び称え合う。

こんなふうだから、やってる最中は苦しくても、また来年もみんなでエントリーしちゃうんだろうなぁ。

今回、四代目に伝えたいことは、

人は自分の為だと、諦めやすい。でも他の誰かの為ならなぜか頑張ることができる。

今はすごく苦しくても君ならできる！と励まし、できるまで待っていてあげて、できたら一緒に心から喜ぶ。

経営者や先輩の仕事は、そんな環境を会社や家庭に整えることだと感じたよ。

だから四代目も次回は一緒にグランフォンド富山に出場しようよ！

待っててあげるから！

いいや、私を待っててね！

三代目社長より