建装資材販売、施工、化成品、アスファルト舗装、デイサービスなど多角的に事業を展開する黒崎産業株式会社
KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.
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2019.5.10
令和元年5月の青空は本当に爽やかで気持ちがいいね。
このブログも新たな気持ちで爽やかに四代目に伝言していくからよろしくね!
今回四代目に伝えたいこと、それは個性的であることの意義だ。そしてそれについて考えるきっかけになった『利他のすすめ』という素敵な本も是非読んで欲しい。
この本はあるセミナーに参加した時に講師が「おすすめ」していた本だ。
私は、この人は凄いなと感じた人が「おすすめ」していることは、とりあえずやってみることにしている。だから私はセミナーの最中に速攻でAmazonでポチったよ。
著者である大山泰弘さんは、日本理化学工業というチョーク製造会社の会長をされている。日本理化学工業は、1937年創業で、社員の約7割が知的障がい者の会社だ。
この本には大学卒業後、逆境の中で会社を事業承継した山本さんが、どのようなきっかけから知的障がい者を雇用することになり、様々な出来事を乗り越えて業界トップシェアを維持する会社を50年以上経営してこられたのかが書かれている。
『日本でいちばん大切にしたい会社』という本でも紹介されていたよ。
私は最近益々、世の中の価値観が、標準的である(みんなと一緒で失敗しにくい)ことから個性的である(自分の強みを分かっていて差別化が図れる)ことが求められているようになったと感じていた。
でも、自分の個性って何だろう?自分らしさって何だろう?自分の強みって何だろう?標準的だとなんでダメなんだろう?とも感じていたんだ。
そんな中でこの本に偶然出合って、頭の中がスッキリ整理されたよ。
山本さんは次のように書いている。
『導師は人間の究極の幸せは、
人に愛されること、
人にほめられること、
人の役に立つこと、
人から必要とされること、
の四つと言われました。
働くことによって愛以外の三つの幸せは得られるのだ。
私はその愛までも得られると思う。 大山泰弘 』
なるほど、そうか!
(カッコ)内は私の見解だよ。
すべての人(障がいを持つ人、持たない人も)にはそれぞれ、できること、できないこと、得意なこと、苦手なことがある。(これが個人差であり個性。)
すべての人は幸せになる為に生きている。
(人から愛され、ほめられ、役に立ち、必要とされること、これらが人の幸せであるならば、これらの4つは利他によってもたらされる。)
私達は自分ができないことや苦手なことにフォーカスするのではなく、できることや得意なことを磨いて、人の役に立って幸せになりましょう。
ということなんだと思ったよ。
そして改めて経営者や子供の親としてなさなければいけない事は、
・人の役に立つということが全ての最終目的となる(結局は自分の幸せになるよ)
・他人に迷惑がかからないかぎり個人差や個性を尊重し、その人の良いところを伸ばす
・人を愛し、ほめて、役に立つと言い、必要とする
このような環境を会社や家庭に整えることなのだと改めて認識したよ。
でももしかしたら、人から愛されたくない、利他なんかしたくないと思っている人もいるかもしれないけど、そんな人ばっかりの世の中より、利他したい人がいっぱいいる世の中の方が楽しそうだしね!
四代目はどう思ったかな?こんど聞かせて!
三代目社長より