建装資材販売、施工、化成品、アスファルト舗装、デイサービスなど多角的に事業を展開する黒崎産業株式会社
KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.
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2017.4.4
「I am an IRONMAN! その3 <ランパート編>」
今回はIRONMANのランについての話だよ。
おまたの痛みから解放されまだまだ元気な三代目
トライアスロンの最終種目「ラン」。
IRONMANでは、スイム3.8Km約1.5時間、バイク180Km約7時間をこいでからのラン42.195Kmだから、めっちゃしんどいと思うでしょ?
しんどくないんですか?
ううん、しんどい(笑)、でも今回の初アイアンマンで、7時間乗ってきたバイクを降り、ランを始めた時の感想は、これでおまたの痛さから解放される!
嬉し~という結構前向きな感じでランをスタートすることができた。
やっぱり痛いのは嫌だしね。
そうは言っても、8.5時間連続運動してからのフルマラソンは初めてだから、レースをスタートするまでは、正直ランが一番不安だった。疲労で脚が動くのだろうかと・・・。2014年に初めて挑戦したミドルディスタンス(IRONMANの半分の距離)でのランは、これまで走ってきたなかで一番つらかった。疲労が蓄積していて、脚が重くて前に出せず、歩くのがやっとだった。その時20kmが3:10もかかった。
2014年に初めてのミドルに挑戦した時の三代目・・・これまでで一番しんどかったレース
でも、幸いな事に西オーストラリアのIRONMANのランコースは海沿いの10kmを四回周するコース。コース上のエイドステーションの位置は一周して掌握できた。という訳で、あとどの位走れば補給を取れるのかがすぐ判ったから安心して走ることができたんだ。
それにそこらじゅうにフレンドリーに応援してくれるオージーが沢山いてテンションも上がったよ!
一番速いエリート選手はまだまだ明るい15:00にレースを終える。
一方私は15:30にランをスタートした。
私は毎回(ハーフマラソンでもフルマラソンでも)ゴール手前3km地点がスタートで、そこまでいくのは準備運動でアップしながら向かっているんだと思い込むようにしている。だから今回もそんなふうに自分に言い聞かせて走った。
ラン周回の始まりの地点でもあるゴールでは、どんどん選手がゴールしていく。
歓声が遠くから聞こえてくる。
私は力まず淡々と走るように心がけ走り続けた。
10kmを一周するたびに約1時間15分。
ラスト4周目スタートは19:00過ぎ。あたりはもうすっかり暗く、そして寒くなってきた。
でも大丈夫、まだまだ俺はやれる、まだ走れる。自分に言い聞かせる。
そしていろいろな事が頭をよぎった。日本で応援してくれている会社のみんな、一緒にトレーニングした先輩や仲間、エールを送ってくれた友人、そして笑顔で見送りしてくれた家族。
4年前にIRONMANになるんだと何の根拠もなく決め、以来その目標に向けてやってきたことの数々・・・疲労はしているけど、なぜか逆に敏感になっている不思議な感覚の中で、それらの全てに対して今心の底から感謝したいと感じながら暗くなって大きな波音が聞こえるバッセルトンの海岸沿いを、明るくライトで装飾された最終のゴールをめがけ走った。
そしてとうとう、四年間一番聞きたかったコール
「YOSHIYUKI KUROSAKI YOU ARE AN IRONMAN!」
よし! I am an IRONMAN!俺はIRONMANになった!
帰ったら子供達に自慢しよっと(笑)
どんなにゆっくりでも、補給以外では歩かないというマイルールも守ることができた。それも今回自信になった!
四代目は心の底からやってみたいことはあるかい?
三代目社長より