建装資材販売、施工、化成品、アスファルト舗装、デイサービスなど多角的に事業を展開する黒崎産業株式会社
KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.
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2014.8.8
おっす四代目!夏の台風が日本列島を通過しているね。天候はコントロールできないからどうしようもないよね。でも雨も自然の恵みだもんね。
今回の伝えたいことは、この本を読んでの感想だよ。その本とは岸見一郎さんの
『アドラー心理学入門』だ。すこし前にベストセラーになっていた『嫌われる勇気』とおなじ著者だね。
著者は、
人生の意味は?との質問に
一般的な(客観的、他人から見た)人生には意味がない。
人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ。
と答えている。
著者の母親は、若くして亡くなった。
この母親は日頃は子育てに追われて旅行に行った事がなかった。口癖の様に、子育てが落ち着いたら、ゆっくり旅行に行きたい。と言っていたそうだ。
しかし、それが病気で動けなくなり、その思いが叶う事はなかった。
そのような体験があるので、著者はお金や名誉ではなく、生きて行く上で、楽しみながら本気で取り組んだ事の満足感が幸せだと感じているようだ。
そしてそれが、
他人からどう思われるかを気にして、やりたいことをやらないのは不幸だ=嫌われる事を極度に恐れることは不自由というアドラーの思想に共鳴している。
自由でいる為には、失敗を怖れない事。すなわち、他人からの「あいつ失敗したんだよ、かわいそうに」という声は気にしてはならない。
そして、私は他人の期待を満たす為に生きているのではない。
ということを自分で認めたならば、それと同様に、他人も私の期待を満たす為に生きてはいない。ということを認めるのと同義になる。
という。
私はこの本を読んだ時に有名な『ニーバーの祈り』という詩を思い出した。
ニーバーの祈り
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
私はアドラーの心理学は、とても現実的な心理学だと感じたんだ。
他人に対して期待はしてもよいが、依存はいけない。
事の成果について、自分でコントロール出来ない事象については思い悩んだとしても時間の無駄だ。
コントロール出来ることに置き換える作業をしよう。
例えば、天候が良くないと出来ない作業が有ったとしよう。
自分でコントロール出来ない気象について晴れるかどうかヤキモキ心配するくらいなら、雨天時でも作業が出来る様に工夫するか、別の作業をやった方が生産的だということだね。
(写真は社員さん達11名と一緒に登山した白山の夕日2014/7/26)
四代目は誰かに依存していないかい?他人の気持ちや行動はコントロールできないよ。
三代目社長より