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KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.

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四代目社長への伝言 vol.30「フルマラソン 初完走編 その2」

2014.7.3

やあ、四代目、いよいよ梅雨らしくなって雨が多い時期だけど走ってる?

 

今回は前回の続きでフルマラソン初完走編その2だよ

 

 

フォームや練習方法については、しっかりアシックスランニングラボでアドバイスをもらった。

 

 

それ以外にも、前回のハーフマラソンでめちゃめちゃ苦しくなった原因を調べたところ、トレーニング不足以外にも原因があることがわかったんだ!

 

 

その原因とは・・・ハンガーノック!!

 

レース前、レース中の栄養補給がまずかったことも問題だったんだよ!!

 

 

ハンガーノックとは、自動車でいうところのガス欠、つまり身体の中に筋肉を動かす為のエネルギーが突然無くなって、フラフラになっちゃうことなんだ。

 

 

筋肉を動かす為のエネルギーはグリコーゲン。(一粒300mのグリコで有名!?)

そのグリコーゲンが、肝臓と筋肉に貯えられて、運動時のエネルギー源となるんだけど、身体に蓄えられることができるグリコーゲンの量は成人男性の通常状態で肝臓に100g、筋に300g程度と言われている。

 

これをエネルギー量に換算すると、フルマラソンに必要なエネルギー量の約60%でしかないそうだ。

 

巷でよく言われている、マラソンの3035kmの壁と言われている現象は、このエネルギーを使い果たして、身体がガス欠になった状態だそうだ。筋肉だけじゃなくて、脳の栄養もグリコーゲンが分解されたブドウ糖だから、頭もフラフラになっちゃうんだね・・・

 

 

という訳で、本番でハンガーノックを防ぐ為には、

 

①グリコーゲンではなく、脂肪も筋肉を動かすエネルギーとして使うトレーニングをする

 

⇒効率は悪いけど、脂肪もエネルギーになる。その為には朝食前など低糖の状態でトレーニングをすると、脂質のエネルギー変換効率が上昇するそうだ。

 

 

②レース一週間前から、身体にグリコーゲン貯蔵量を増やす食事をとる

 

⇒いわゆるカーボローディングだね!

 

 

③レース中も、まだ身体が欲していない状態でも積極的に糖を捕食する。

 

⇒グリコーゲンになるまで時間がかかるからね!

 

 

なるほど、マラソンも科学的だね!今度のレース前にはカーボローディングには何食べようかな?

この続きはまた次回!

 

四代目は最近フラフラになったことある?

 

三代目社長より