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KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.

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四代目社長への伝言 vol.28「生物学的文明論」

2014.6.16

おす四代目。ちょっと更新の時間があいちゃったね。キミのことはいつも本当に気にしてたんだ。

 

だから今回はキミにとっておきのおすすめ本を紹介するね。

 

 

 

その本とは「生物学的文明論」本川達雄さんという生物学の先生が書かれた本なんだ。

本川先生はナマコの研究などをされた後、東京工業大学で生物学を教えてらっしゃるんだ。そのナマコについてはこんな生態も書かれていて、へーと思ったよ。

それは、ナマコは最初、魚から攻撃されると、表面の皮を固くして身を守るんだけど、もっとゴリゴリされたり、ギュッとつまむような刺激を受けると、皮自体がすごく柔らくなって溶けてしまうそうだ!?

 

そしてその部分から自分の内臓、いわゆるコノワタ(日本三大珍味!だもんね)を吐き出すそうなんだ!!

 

そうして襲ってきた魚がそれを喜んで食べているうちに、本体はすたこらサッサと逃げていくんだって。ナマコって面白いね。

 

 

 

 

 

私がこの本の中で四代目に伝えたいと思ったことは、生物と時間に関する概念なんだ。

 

 

 

1つ目は、生物が体をずっと維持させていく為にはどうすればよいのかについて述べられている部分。冒頭でそれについては、熱力学の第二法則(エントロピーは増大する。)が成り立つので不可能であると結論つけられている。簡単にいうと、形あるものはいつか必ず壊れるということなんだ。

 

 

 

では、壊れたらまた作ればいいのでは?という考えが出てきて、伊勢神宮の遷宮のように一定期間で新しいものを作ってしまえばいい。ということになる。

 

生物は伊勢神宮方式を採用していて、擦り切れていく身体は元どうりにならないから、そんなものはサッサと捨てて、新しく自分そっくりなものを作ってしまえばよい。それが子供を作ることだ。と書かれている。

 

 

 

私はこの部分を読んだとき、企業も同じだと感じたんだ。一時は盛栄を誇ったビジネスモデルも時間と共に疲弊してしまう。だからそのDNAというべき経営理念を引きついだ者、すなわち四代目のように次世代が新たな会社を新たに形成していく。こうしないと会社は永続することができないんだと。

 

 

 

 

2つ目は「ビジネスは時間の操作である」ということなんだ。

 

現代人はエネルギーを消費して時間を速めている。便利とはすなわち速くできること。徒歩なら時速4キロ。車なら時速60キロ。飛行機なら800キロ。

 

速い方が便利だよね。

そしてコンピューターはエネルギーを使って計算の速度を高めている。

 

 

 

身の回りの機械をみても、エネルギーを時間短縮に費やしているものばかり(洗濯機、電話、炊飯器などなど)

 

生物的に変温動物が、恒温動物より高等なのは、外部環境に影響されず、素早い捕食行動ができるから。

 

 

 

すなわち速さとは「便利さ」「優位性」「強さ」などに結びついている。

 

 

 

企業では、同じ時間で沢山の製品をつくれたり、沢山の情報を集めると、それが強みになり儲かる。

 

 

 

だから世の中を見渡してみると繁栄している会社は、「時間」についてとても敏感でかつ厳しいんだ。

 

そして「時間」とは人の人生そのものでもあるしね。だから四代目には「時間」について意識を強く持って敏感になって欲しいだ!

 

 

 

 

 

四代目、本当に面白い本だから是非読んでね。とっても楽しくて読みやすい本だよ。

 

 

 

四代目は「時間」についてどんな考えをもっている?

 

三代目社長より