建装資材販売、施工、化成品、アスファルト舗装、デイサービスなど多角的に事業を展開する黒崎産業株式会社
KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.
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2014.5.27
やあ、四代目!今週は本当に爽やかだね。スポーツするにも一年で一番いい季節かもしれないね!
今回伝えたい事は、先週富山で行われたれた中小企業家同友会全国協議会 役員研修会での学びだ。まずは昨年金沢に来て頂いた、私が心から尊敬している赤石相談役幹事のお話から。
赤石相談役は
半世紀を超えた同友会運動、その歴史と理念を学ぶ
というテーマで「労使見解」や人を生かす経営について、中小企業家同友会の成り立ちや歴史を通して、お話をされたんだ。
私は、「人を生かす経営」とは、我々が人間として、家族や友人や社会や会社の同僚やお客様などを支えたり、支えられたりしながら、幸せに生きられる状態を、会社組織という器を通して実現させて行くことだというふうに理解しているよ。
赤石相談役は講演の中で、その為に何よりも大切な事は
「社員さんとの信頼関係」
とおっしゃっておられた。
確かにどんな優れた理念があったとしても、どんなに優れた戦略戦術があったとしても、社員さんと経営者の間に信頼関係がなければ、それらは実行されず、絵に描いた餅にすぎないもんね。
私は、信頼関係とは、約束を守ることから発生すると考えているよ。
社員さんとの約束を守る。お客様との約束を守る。家族との約束を守る。それが信頼関係の根本中の根本ではないだろうか。
仮に利害が相反していることあったとしても、お互いにそれを直視し、現実的な方法で改善していく。
そして最も信頼できるパートナーという関係を構築する。それがあるべき労使関係なのではないかと感じたよ。
同友会の歴史を紐解くと、労使見解は創ろうと想って創ったのではなく、生き残るため出来上がってきたものだそうだ。
赤石相談役が現役の経営者の時はどんな事をベースにして社員さんとお話しをしていたのですか?と質問させて頂いたところ、次の3つを常に確認してもらっていたそうだよ。
1.自分(社員さん)が楽になることなのか?
2.お客様の役に立つことか?
3.会社に利益が発生するのか?
この3つに該当しない事はしてはいけない。と会話を重ねていったそうなんだ。
社員さんの健康が担保されていない状況だと、社員さんは休んだり、サボらざるえない。
お客様の為にもっと勉強しようよとお社員さんに言っても、時間とお金がないとできるはずが無い。
そして、我々中小企業は親方日の丸でないから、一人一人が利益を生み出さないと存続できないよね。というところを社員さんと共有する。
それらをふまえた上で、あなたの人生が最大に幸福になるように、会社という器の中に、利益を一緒に集めてこようと経営者と社員さんが、同じ方向を向いて話ができる様にならなければいけない。
ということなんだ。すごく緊張したけど、一緒なテーブルでグループ討論をさせて頂いて本当に貴重な経験ができたんだよ。
そして「自分の話を真剣に聞いてもえる人がいる。という事はとても幸せなこと」ということも教えていただいた。私ははたして社員さんの話を真剣に聞いて幸せを与えていたのだろうか?と大いに反省したんだよ。
四代目は人の話に耳を傾けて真剣に聞いているかな?
三代目社長より