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KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.

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四代目社長への伝言 vol.16「失敗について」

2014.2.20

昨夜は筋トレをちょっとがんばちゃって、筋肉痛だけど、気分爽快絶好調!

 

四代目は調子どう?

 

そうそう、実は先週ユニクロの柳井社長の講演を聞くというものすごくラッキーな機会があったんだけど、今回はその時の話をするね。

柳井社長は、炭鉱で有名な山口県宇部市にあった商店街の紳士服店の二代目としてお生れになったんだ。エネルギーの主役が石炭から石油変わるのに従い、炭鉱町の商店街はどんどん過疎化していっていたそうだ。

 

大学を卒業し、ジャスコ(現イオンリテール)に就職された後、家業を継ぐため実家に戻ったそうだ。

 

その後、ユニクロ第一号店を広島に出店され、GAP等を参考にしながらSPA(製造小売業)になり、日本中みんなが知っているユニクロになったという訳なんだね。2013年8月期連結決算は、積極的なグローバル展開が寄与し売上高前期比23.1%増の1兆1430億円!!の世界企業なんだ。すごいね。

いろいろ沢山の学びがあったんだけど、特に面白かったのが質問コーナーだね。

 

 

なぜグローバル展開をされているのですか?の質問に対して、

 

 

宇部市がそうだったように、日本は市場規模が拡大していない。会社が成長するには、宇部市から広島市に出店したように、日本から世界進出すべきだと思った。グローバル化で大切な事は、その国の人のお役に立つ事。

 

と回答されていた。

 

 

 

続いて、

 

当初グローバル化で何度も何度も損失を出し失敗しているが、なぜそんなに失敗ができたのですか?との質問に対しては、

 

松下幸之助翁のダム式経営の話を引き合いにだされ、失敗して会社がひっくり返るような失敗ではなく、許容できる範囲で失敗してきた。だから利益はしっかり貯めておかなければならない。

失敗してチャレンジを止めていたら今のユニクロは存在していない。と

 

 

 

 

 

 

 

今回の講演から学んだ、私や四代目が経営者として実行すべきことは、

会社の中で失敗ができる環境を整備するということだね。

 

具体的には、

 

 

一つ目、失敗してもひっくり返らないような財務体制の構築。

 

 

二つ目、失敗の許容範囲を設定する事。

 

 

三つ目、チャレンジを支援する体制や、仮に失敗したとしても前向きならば許されるという社内風土の育成。

 

 

 

失敗が好きな人はいないと思うけど、失敗を許容できないと成長できないもんね。

四代目は最近どんな失敗をしたかな?

 

三代目社長より