建装資材販売、施工、化成品、アスファルト舗装、デイサービスなど多角的に事業を展開する黒崎産業株式会社

KUROSAKI INDUSTRY CO.,LTD.

黒崎産業株式会社

本社:       〒 920-0211 石川県金沢市湊3丁目62番地
富山営業所:〒 939-8262 富山県富山市塚原184番地1
福井出張所:〒 910-0836 福井県福井市大和田2-202 opm306

TEL:076-238-9300
【営業時間 8:30~17:30】
お気軽にご連絡ください
休業日:第1・第2・第4土曜日、日曜、祝日

四代目社長への伝言 vol.11「信念」

2014.1.17

四代目社長へ サッカーの第92回全国高校選手権大会の決勝戦、星稜高校 対 富山第一高校の北陸対決はすばらしかったね。

0-2と2点をリードされた富山第一が後半42分に1点、後半ロスタイムにはPKを決めて同点。そして10分ハーフの延長後半9分に勝ち越しゴールで試合を決めた。映画でもちょっとないような劇的な逆転だったね。

 

両校の選手とも本当にすばらしかった。特に見習わなければいけないと感じた点は、絶体絶命ピンチでも自分達の勝利を信じ最後の最後まであきらめず行動しぬくという精神だ。

 

試合を見終わった時、南アフリカの元大統領、ネルソンマンデラさんの映画『インビクタス/負けざる者たち』を友人に薦められて見たのを思い出したよ。

説明するまでもないと思うけど、ノーベル平和賞の受賞者であるネルソンマンデラさんは、惜しくも昨年お亡くなりになられた。反アパルトヘイト運動(人種差別の撤廃運動)により反逆罪として逮捕され27年間に渡り刑務所に収容された。しかしその後南アフリカの大統領になった不屈の闘志をもつ世紀の大偉人だ。

 

下記の詩は劇中でも紹介された、ネルソンマンデラさんが刑務所にいる時、心の支えとなった、英国の詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩「インビクタス」だ。

-ヘンリーは幼少期に骨結核にかかり、十代で片足を切断しいたという-

 

Invictus  - William Ernest Henley-

 

Out of the night
that covers me,

Black as the Pit
from pole to pole,

I thank whatever
gods may be

For my
unconquerable soul.

 

In the fell clutch
of circumstance

I have not winced
nor cried aloud.

Under the
bludgeonings of chance

My head is bloody,
but unbowed.

 

Beyond this place
of wrath and tears

Looms but the
Horror of the shade,

And yet the menace
of the years

Finds, and shall
find, me unafraid.

 

It matters not how
strait the gate,

How charged with
punishments the scroll.

I am the master of
my fate:

I am the captain
of my soul.

 

 

『我が運命を決めるのは我なり、我が魂を制するのは我なり』

 

ネルソンマンデラさんは27年間獄中でも人種差別撤廃の為に行動し続けた。書籍を研鑽したり、勉強会を開いたり、看守を観察、交流して白人のことも研究していたそうだ。

 

民族融和の為、失意の中でもあきらめずに考えをめぐらせ、結果がでるまで行動しぬいたんだね。

牢獄は身体をつなぐことはできても、自由を求める心をつなぎとめることはできなかった。

 

環境のせい、他人のせいにするのは容易い。でも全ての結果に対して主体者は自分自身の心である。最後まで自分の信念に基づいて全力で行動し続ける。

そんな精神を身につけたいね。

 

 
The greatest glory in living lies not in never falling,
but in rising every time we fall -Nelson Mandela-

 

自分がつらくなった時は、そんな偉人の状況や心境に思いをはせてみよう。これは27年間の獄中生活よりもつらいことなのだろうかと。

 

四代目にとって、どんな逆境下でも掲げるに値する『信念』とはどんなものなのだろう?

 

三代目社長より